UPUP・STORY


*船長に海との出会いを伺います

小学校の頃、よく父に連れられて手漕ぎの貸しボートで釣りをしました
それから、戦争になり終戦を迎え引き揚げて来ると、小学校の頃に父と通った湘南の海に米軍の将校さんたちのヨットが走っていていいなと思っていました
それから、しばらくして車を持てるようになり、そんなある日、三浦半島へドライブに行ったらヨットハーバーでボート業者の人が試乗させてくれたんです
「こんなボートを自分で持てたらいいなあ」って言ったら「車より安いですよ」って聞いて、その気になりました

1969年に初めて購入した、18フィートのモータボート(UPUPT号)

これが船長としての出発点だった

この写真は家族を乗せて撮った貴重なスナップ

その後20フィート、24フィートとしだいに大きなボートに乗り換えていくことに

*この後はどうなされたんですか

1970年中頃にグランドバンクスという36フィートのモータボートをリースで借りて乗るようになりました
グランドバンクスにはキャビンやベッドなどがあって、何日もクルージングできるようになっていましたから、よく伊豆七島や紀伊半島へ遠出するようになりました
休日は、まず船にいるようになり、長いときは2週間乗り続けたこともありました
当時はGPS(人口衛星を使った位置測定器)なんてありませんから、コンパスと海図だけで走るナビケーション(航海術)やラジオの気象通報を聞いて天気図などをとることを身に付けました

これがグランドバンクスのキャビン(UPUPY号)

いかにも丈夫そうなラジオを脇に置いて天気図を取るマエタケ船長

マリーナで知り合ったヨット乗りのクルーたちが集まり、よく遠乗りをしていた時

クランドバンクスはあらゆる面で海のすばらしさを教えてくれたそうです

あの加山雄三さんの光進丸とも一緒に航海をしたことがあるとか

*ヨットとの出会いは何時だったのですか

グランドバンクスを約6年間乗ったところで、この先どうしようって考えたとき、クルー達の意見もまじえて、いっそうのことヨットにしてしまえって思ったんです
ヨットの経験はまったくなかったんですが、バカにされたくないから独学で勉強したんです
まず、ヨットの用語ってカタカナ言葉がやたらに多く、それをはじめから覚えていき、セーリング基本はハウツー本を読みあさりました
そして、手に入れたヨットを見よう見まねで動かしてみて、まあなんとか形になりましたね
それから今日まで、ずーとヨットに乗り続けています

これが現在も乗り続けているUPUPZ号

ビールを片手にキャプテンシートで指揮をとるマエタケ船長

この写真をよーく見るとUPUPという船名の前にRETURN OFと書かれている
これはどういう意味なのだろう

そうなんですこのヨットの前に信じられないことが起きていたのです

お待たせしましたです